オゾンで地球環境保全の一助けに。

オゾンとは?

● オゾンは酸素から作られ、酸素に戻ります。自然界にも存在し、太陽光に含まれる紫外線の刺激、

  雷などの放電によって酸素からオゾンが発生します。地上にもオゾンは漂っていて、森林では0.01ppmほどの濃度があります。


● オゾンには独特の色と臭気があり、高濃度のオゾンですと色は青白く、独特な生臭いにおいがします。またフッ素に次ぐ強い酸化力があります。


● オゾンは非常に不安定な物質で、3つの原子のうち1つは常に他の物質にくっつきたい状態となっています。


● そこで様々な物質と1つの原子が反応する事でオゾン処理がなされ、残りは酸素となり安定した物質となります。


● オゾンは不安定な物質ゆえに必ず酸素に戻るという性質があります。薬品と異なり、処理後の残留性の心配がないのが特徴です。

  日本やアメリカ合衆国では食品添加物として認可されています。



オゾン処理のイメージ





オゾンのメリット・デメリット

・オゾンのメリット

 微生物に対してのスペクトルが広く、かつ強力。

 酸化による効果の為、耐性菌を作らない。

 最終的に自然分解して無害な酸素になる。

 生成物は酸化物なので新規の毒性がない。

 塩素のように残留や臭気を残さない。

 紫外線と比較して殺菌と同時に脱臭・漂白作用がある。

 オゾン発生量、オゾン濃度の制御が可能で取り扱いが比較的安全。

 環境への負荷が小さい。



・オゾンのデメリット

 オゾンの分解はとても早く、保管ができない。

 対象物内部への浸透性が無い。

 強力な酸化力を持つため、人体に有害である。

オゾン濃度による人体への影響

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